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毎年クリスマスのこの時期に『お楽しみ会』というイベントをやっていました。職員が考え準備したゲームに挑戦して景品をゲットしたり、クリスマスには定番のプレゼント交換などをやっていました。確かにそれはそれですごく楽しかったのですが、ドッジボール大会や一輪車大会などで見せる「心の底から楽しいっ!」というレベルではないような気がしていました。結局はゲームやプレゼントを準備をした職員の自己満足で終わっているのではないか?という疑問が頭の片隅に引っかかっていました。

子どもたちみんながのめり込んで心底楽しめる、そんなイベントにできないか?そう考えると、やはり、職員ではなく、子どもたち自身が主体となってやらなければダメだ!という考えに至り、そこで思いついたのがこの『にっしょう祭』でした。イメージは高校や大学でやっている学祭。専用の通貨も用意し、食べ物屋さんやお化け屋敷、ゲームコーナーなど、いろんな模擬店を出して、それを子どもたち自身が考え、準備し、運営していきます。子どもたちの主体性を引き出すだけでなく、異年齢交流を盛んにする為に縦割りグループとし、その中で年上の子がリーダーシップを発揮してほしいと思いました。さらに、自分たちでお店を運営していくという面から、『キッザニア』のように、楽しみながら社会のしくみを学ぶことができます。

そこまで考えたらもう「やるしかないっ!」と思い、早速、職員みんな集めて話し合いを行いました。しかし、下は幼稚園、上も4年生までしかいないのに、はたして子どもたちだけでやっていけるのだろうか?前例のない初めての試みとあって、「楽しむ」ことよりも「不安」ばかりが先行して苦しい時期が続きました。しかし、「職員が楽しめなければ子どもたちだって楽しめない!」「どんな問題があろうとも、楽しければ大成功!」そう考えれるようになってからは、大変ではあるけれども、私たち職員も子どもたちと一緒になって楽しく準備を進めていくことができました。

そして今日、本番当日。朝からどの班も準備で大忙し。でも、どの子の顔もみんな輝いています。そして12時、いよいよ第1回目のにっしょう祭が幕を開けました。もうその時点では、どの職員も「不安」という文字はどこかへ吹っ飛んでしまい、子どもたちと同じように楽しんでいました。

今回は、食べ物屋さんとして「焼きそば」「沖縄そば」「おにぎり」「クレープ」「だんご」「たこ焼き」のお店があって、どこも行列ができる程の人気ぶり。食べ物屋以外で行列ができていたのが「お化け屋敷」。作る段階で満足できればいいかなぁと思っていましたが、当日の盛況ぶりには驚きました。その他、ゲーム系のお店として「射的」「ゲームいろいろ」「筋肉番付」「巨大パズル・巨大すごろく」などがあり、やってきたお客さんだけでなく、働いているお店の子たちもすっごく楽しそうでした。もうひとつ、1番心配だったのが「科学・実験」のお店。スライムを作ったり、おもしろい工作などを作品として販売するということでしたが、予想以上の売れ行きでびっくりしました。班の女の子たちが丁寧に作ったカワイイ作品が良かったというのも理由のひとつですが、何よりも商売上手だったと思います。「これ買うとこれも付いてくるよぉ~」「タイムサービス!今なら1個○○だよ」など、自分たちで考えてやっていたのがすごいです。強引にすべての商品を買わされた職員も数名いましたが・・・

自身もこのにっしょう祭を楽しみながら、子どもたちひとりひとりの表情をじっくり見ていたのですが、どの子もすごくイキイキしていて、これまで知らなかった新しい一面をたくさん見せてくれました。何に対してもあまりやる気を示さない子が必死に焼きそばを作ってたり、あまりしゃべらない子が商品の押し売りをしてきたり。声をかけてみると、どの子からも「超楽しいぃ~」と返ってきます。本当にやって良かった!色々問題も出たけど、大成功だっ!としみじみ思っていました。

楽しい時間はあっという間に過ぎて、片付けの時間となりました。頑張って作ったお店や看板を壊すのはちょっとさみしい気もしましたが、また次回も作る楽しみをとっておきます。片付けが一段落すると、体育館に全員集合して終わりの会を開きました。そこで、片付けの間に集計しておいた各班の売り上げを発表します。上位の班にはおかしの景品も用意していました。実は、初めこのコーナーはおまけと考えていて、売り上げ上位の班はそれは嬉しいんでしょうが、それほど感心がないものと思っていました。ところがそれは大間違いで、このコーナーはにっしょう祭一番の盛り上がりとなりました。子どもたちは各班の売り上げを発表するごとに一喜一憂。上位に入った班の喜びようはすごかったです。逆に下位の班はさっきまでの元気がウソの様にがっくりしています。「あんなに頑張ったのになんで?」といった感じなんでしょう。確かにどの班もすごく頑張ってましたから。でも、これもいい勉強です。それぞれの班が一致団結できる共通目標ができ、次回からはさらに熱いにっしょう祭になるでしょう。

この『にっしょう祭』は、保護者や兄弟のみならず、卒園していった子も気軽に参加できるようなイベントとして、今後もずっと続けていきたいと思います。








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